2008-01-02

新春の挑戦状

 明けましておめでとうございやす。

 母方の祖母の家に来ました。一通り団欒したあと、散歩がてらアイスクリームを買おうと近くのスーパーに。アイスのコーナで適当にチョイスし、レジへ。レジのおばちゃんに「アイスの『棒』いりますか?」と言われ、「『棒』?」と内心思ったが『スプーン』のことだろうと自己補完し、「いります」と返答。
 レジ下の引き出しを開けるおばちゃん。見守る俺。なにやら白い楕円形の物を掴むおばちゃん。さらに見守る俺。その白い物をアイスの数分ちぎり、渡そうとするおばちゃん。違和感を覚える俺。「アイス用のスプーンって木でできてるよなぁ。木って茶色とかベージュっぽい感じだよなぁ。でも、おばちゃんが渡そうとしてるのって白だよなぁ。……ん? もしかして……、紙? 紙でできたスプーン? もしかしてもしかして、ヨーグルト用のスプーンじゃね?」 そんなことには気付かず様子もなく、自信満々に自称・アイス用スプーンを渡すおばちゃん。こんなペラッペラのやつでカッチカチのアイスを喰えってか?
 ま、そのときにおばちゃんに申し付ければいいんだけど、なんか面白かったのでそのままレジをパスし、レジ脇のところでアイスを袋に詰めていると、そのおばちゃんが「それじゃ食べづらいか?」と言って、一般的なアイス用スプーンを渡してくれて一件落着しました。

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