2011-03-11

The Japanquake Day

午後2時46分、マグニチュード9.0。いつもと変わらない仕事の最中、それは起こった。なかなか終わらない揺れに、ちょっとずつ職場の雰囲気も真面目なトーンに変わっていった。でももうすぐ止むだろうと思った瞬間、これまで経験したことのない大きな揺れが来た。どんどん激しさを増し、立っていられないほどに。机の下に身を隠して間もなく、地震の最高潮とともに職場すべてが停電した。揺れも収まり外へ避難。誰もが経験したことのない状況に狼狽している様子。その後、何度も大きな余震が続いた。

定時が過ぎ、帰宅することになった。外の様子は、どうなっているのだろう?と、恐る恐る車を走らせると、信号は消え、道は大渋滞。いつも通っている国道バイパスは、ヘッドライトとテールライトで埋めつくされていた。行き場を人たちが、灯りの無いコンビニに群がっていた。渋滞を回避しようと遠回りの道をチョイスするも、途中の川に掛かった橋が通行止め。結局、来た道を戻り、市街まで戻る羽目に。市街地は、停電が続いていて、街が生きている感じがせず、とても不気味だった。そんな中、車を走らせ続け、ようやく灯りのある場所を見つけたときは、本当に安心した。

結局、家に着くまでに1時間半。いつもの3倍かかった。連絡のつかなかった家族と再開できた瞬間、涙が出るほどだった。


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